「繊細さん」という言葉で知られるHSP（Highly Sensitive Person）。
実は、多くの芸能人や著名人も「自分はHSPだ」と公表し、繊細さと向き合いながら活動している事を知っていますか？
有名人という舞台で、「自分はHSPです」と公に語ることは勇気のいること。
そんな人たちの言葉には、「繊細であることを隠さなくてもいい」という励ましも詰まっているのかな？と個人的には捉えています。
この記事では、その代表的な方々をご紹介します。
日本の芸能人・著名人
田村淳（ロンドンブーツ1号2号）
お笑いコンビ「ロンドンブーツ1号2号」の田村淳さんは、自身のSNSやインタビューで「自分はHSPである」と公表しました。
「人一倍空気を読みすぎて疲れることが多い」「授業で繊細さんという特性を教えてほしい」とも語っており、繊細な気質を受け入れつつ、社会での理解を広げたいという想いを発信しています。
「周りと意見が合わない時はHSPのせいにしてます（笑）」という発言もあり、繊細さを“言い訳”ではなく自己理解の言葉として使っている様子が伝わりますね。
ベッキー
タレントのベッキーさんは、2020年に出演したテレビ番組『ワイドナショー』で「HSPです」と告白。
場の空気を強く読み取りすぎてしまうこと、周囲への気配りで心が疲れることが多いと語りました。
その明るいキャラクターの裏に、繊細さとの向き合いがあることを率直にシェアした姿に、多くの人が共感しました。
最上もが（元でんぱ組.inc）
元でんぱ組.incのメンバーである最上もがさんは、ブログやYouTubeで「自分はHSP」と公表。
人間関係で過敏に悩んできた経験を語りながら、「繊細さを抱えていても、それを隠さず表現できる自分でいたい」と発信しています。
ファンからも「同じ気質で救われた」という声が多く寄せられているえようですね。
大木亜希子（作家・元アイドル）
元SDN48のメンバーで、現在は作家として活動する大木亜希子さん。
著書やインタビューで「自分はHSP気質」と明かし、繊細な心だからこそ文章に深みが出ると語っています。
HSPを自覚してからは「無理をしない選択」を大切にしているそうです。
大和田南那（女優・元AKB48）
元AKB48で、現在は女優として活躍する大和田南那さんも、バラエティ番組などでHSP気質を持っていることを明らかにしています。
「人の反応を気にしすぎてしまう」「自分に厳しすぎる」など、繊細さからくる悩みを正直に語る姿に、共感するファンも多いです。
要潤（俳優）
俳優の要潤さんは、インタビューで「自分はHSP」と発言しています。
撮影現場での細やかな気配りや、人のちょっとした感情の変化に気づけるところもHSPらしい特徴。繊細さを活かした芝居に、ファンは惹き込まれています。
EXILE ATSUSHI（歌手）
EXILEのボーカルATSUSHIさんは、自身が「HSP」であることを自身の著書「SIGN」で公表しています。
繊細さゆえに心が疲れやすいと語る一方で、その感受性が歌詞や歌声に込められ、リスナーの心に深く響いているのは間違いありません。
海外の著名人
カニエ・ウェスト（ラッパー・音楽プロデューサー）
世界的アーティストのカニエ・ウェストさんは、自身の精神的な繊細さを公表しています。
HSPという言葉を直接用いたわけではありませんが、周囲の刺激に敏感であること、感情の起伏に悩まされることを語っており、その発信が世界中で話題になりました。
ニコール・キッドマン（女優）
ハリウッド女優のニコール・キッドマンさんは、インタビューで「とても敏感な気質で、人の感情を強く受け取ってしまう」と明かしています。
繊細さゆえに役作りでも感情移入しすぎて疲れることがあるそうですが、それが名演技につながっているとも言えます。
HSPを公表している芸能人・著名人まとめ：HSPを公表する人たちから学べること
HSPという言葉は、以前よりもずっと多くの人に知られるようになりました。
それでも、自分の繊細さや敏感さを表に出すのは勇気がいることですよね。
だからこそ、芸能人や著名人の方々が「自分もHSPです」と公表している姿は、多くの人にとって心強いものになっているのだと思います。
彼らが語るエピソードや思いには、同じように悩んできた人だからこそのリアルさがあります。
「私だけじゃなかったんだ」「こういう生き方もできるんだ」と感じられることは、HSPの方が自分を肯定する大きなきっかけになります。
HSPを公表した人たちから学べるポイントは、こんなところにもあります。
- HSPは欠点ではなく「特性」のひとつ
- 自分らしさを隠さずに発信することで、共感や理解が広がる
- 繊細さは、芸術や人との関わりに強みとして生かせる
- 同じ気質を持つ人の存在を知るだけでも安心感につながる
もしあなたが今、HSPであることに戸惑っていたとしても大丈夫。公表している人たちもまた、その過程で悩み、時に弱さを見せながら、自分らしい歩みを続けています。
この記事が、あなたにとって「繊細さを持っていても大丈夫」「自分らしさを大切にしていい」と思えるきっかけになれば嬉しいです。
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